「人々のための取り組み」
人々のための取り組みとは、社員、クラランス製品に信頼を寄せる女性たち・男性たち、社会全体、すなわち関わり合うすべての人々の声に耳を傾け、手を差し伸べ、関係を築くことです。
クラランスの社員
クラランスの社員は、世界に8000人近くを数えます。社員は企業の原動力であり、一番のアンバサダーです。クラランスの人事ポリシーは、模範的であること、敬意をもつこと、公平であることに立脚しています。
‘We care for our people(クラランスは社員を大切にします)’
2025年から2030年にかけて展開されるこのプログラムは、クラランスが事業を展開する地域で、社員全員に、共通の体験と社会保障を平等に届けることを目指しています。
多様性、公平性、インクルージョン
敬意を払うことは、クラランスの基礎となる価値観の一つです。2022年以降、クラランスの社員は、多様性、公平性、インクルージョンへの意識を高め、これに関するトレーニングを受けています。クラランスのDEI委員会により、150人以上の社員が、世界中の子会社で具体的な行動を起こしています。
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クラランスのお客様と関係者
クラランスは、対話に基づくアプローチを強く推奨しています。お客様に対しては、より良い商品を提案するために、供給業者とは共通の持続的な改善を図るために、そして業界関係者とは常に責任ある基準を定義して取り入れるために、対話を進めています。
お客様とともに製品を考える
クラランスの各製品開発段階に欠かせないのが、お客様との永続的な対話です。まず、お客様の期待を調査します。次に、そうした期待値を、処方に対する有効性テストや感覚性テストと密接に関連付けます。その後、お客様の使用体験を注視していきます。
クラランスはこうしたアプローチを世界各地で取り入れており、各肌タイプと肌色に対して専用のパネルを揃えています。
世界中でこのアプローチがとられており、各肌タイプと肌色に対して専用のパネルが揃っています。クラランスはすべての女性に合う製品を開発しているのです。
供給業者:業界全体の進歩
クラランスは責任ある調達として、すべての供給業者に倫理、人類の発展、環境保護という基本的な基準を順守するよう課しています。さらにクラランスは、評価メソッドEcoVadis*の導入をはじめ、持続的な進化の取り組みを取り入れています。
EcoVadisは、環境への影響や、倫理、労働条件、人権など、さまざまな基準で企業の持続可能性を測る世界的に認められた評価プラットフォームです。
業界を変革するために協力する
私たちは協力することで、社会と環境への責任という問題に行動を起こすことができます。企業活動に関連するすべての問題について、クラランスは、美容業界の関係者との協力的アプローチを進めています。
現在、クラランスは、エコビューティ スコア、グローバル シア アライアンス、レスポンシブル ビューティ マイカ イニシアチブ、ASD(Action for Sustainable Derivatives:持続可能な派生品のための行動)、チェンジナウなど、数多くの共同プロジェクトに参加しています。
品質、安全性、透明性
人々のための取り組みとは、何よりも、クラランス製品に信頼を寄せる人々に配慮することを意味します。私たちは、優れたスキンケア製品とは、効果があるだけでなく、安全性、自然さ、透明性の点でも申し分がない製品だと考えています。
効果、安全性、自然さ
クラランス製品の効果を支えるのは、処方の際立った品質の高さです。自然由来成分原料の割合が81%を占める処方は、効果、安全性、環境への尊重についての徹底した選別基準に従って、発売前に数十回ものテストを行います。
安全性とトレーサビリティ
クラランスは、透明性についての卓越性を目指します。2022年、クラランスは、トレーサビリティの先駆的なアプローチとして、ブロックチェーン技術によって認証されたプラットフォーム「Clarins T.R.U.S.T.」を起ち上げました。この仕組みを通じて、ほとんどのクラランス製品について、誰もが処方の組成や製造工程、原材料の原産地に関する情報を入手することができます。
メイド イン フランス
クラランスはメイド イン フランスを一貫しており、ポントワーズにラボラトリーや歴史ある製造工場を置いています。2024年、クラランスはトロワ近郊に新たな製造工場を設立。メイド イン フランスの意思をさらに強固なものにしました。
クラランスは調達においてもこの同じ論理を掲げ、地元からの調達を優先。クラランスの原材料は、30%がフランス原産、50%がヨーロッパ原産です。
連帯の取り組み
クラランスにとって、企業の業績を測るもう一つの基準が、社会と環境に与えるプラスの影響です。クラランスは事業を展開するすべての地域で、子供、病気と闘う人、地域社会で助けを必要とする人々の支援に努めています。
子供
子供に寄り添うことは、未来を守ること。そして、平等な機会を促進することです。クラランス グループは、子供たちに寄り添うことを目的としたさまざまなプログラムを支援し、資金提供をし、主導しています。
- Le prix Clarins pour l’enfance(クラランス子供賞)は、過去25年にわたり、子供たちの生活向上に尽力する女性たちを表彰してきました。現在、クラランスは14か国で15の慈善団体を支援し、この賞を通じて7万人の子供たちを支援してきました。
- 2011年以降、クラランスは、飢餓や栄養失調を根絶し、学校に通えない子供を支援する活動に従事しています。2024年時点で、クラランスが世界の恵まれない地域に暮らす子供たちに届けた学校給食の数は、4500万食以上にのぼっています。この取り組みは2024年に刷新され、クラランスは、マグナス・マクファーレン=バロウが設立し、20年以上にわたって学童に適切な栄養を提供している国際的なチャリティ団体「メアリーズ ミール」との新たなコラボレーションを開始しました。
関節炎財団と健康
1989年にジャック・クルタンが創立し、現在ではクラランスのゼネラルディレクター、オリヴィエ・クルタンが会長を務めるクルタン関節炎財団は、リウマチ性関節炎とその他のリウマチ性疾患および筋骨格系障害の患者のための研究プロジェクトと支援プログラムに出資しています。これまでに、研究、共同プロジェクト、助成金のために、650近くのさまざまな資金援助プロジェクトを通じて支援しました。
フェアトレードプログラム
クラランスは、自然にも人にも配慮した、持続可能で平等な農業を支援するために取り組んでいます。クラランスは現在、インド、マダガスカル、ブルキナファソ、コートジボワールなど、世界各国で23のフェアトレード サプライチェーンを支援しています。