クラランスの責任ある統合的な原料調達モデル、「畑から肌へ」を発展させる
1 - 20.11.24

クラランスの責任ある統合的な原料調達モデル、「畑から肌へ」を発展させる

50ヘクタールの農地を擁するこのドメーヌでは、リジェネラティブ農業(環境再生型農業)の基準に則った植物の生産・加工と、新種植物の調査・研究が行われます。 

クラランスの責任ある統合的な原料調達モデル、「畑から肌へ」を発展させる

このプロジェクトは、革新的な農業実践と他では見られない水文学的アプローチを利用することで、現地の環境保護地域を効果的に再生・改善し、生物多様性と高品質な生産を両立させる予定です。

これによってクラランスは、さらに責任ある美しさに向け、原料のトレーサビリティと、高い品質、最も効果的な処方、継続的なイノベーションを組み合わせるという目的を追求することができます。

2024年秋に予定される最初の栽培計画では、約50種の樹木と植物がこの土地で育てられることになります。ウチワサボテン、マルメロ(クインス)、アーモンド、アプリコット、ラベンダー、レモンタイム、ヤグルマギク(コーンフラワー)など多くの植物が、いずれはクラランスの処方で使用される高品質なオーガニック原料の主要な供給源の一つになります。

クラランス製品の製造に使用される植物の3分の1を栽培

2016年に購入され、クラランス研究所と製造工場用に毎年2.5トンの植物を供給しているオート=サヴォア地方のドメーヌ ドゥ セラヴァルに続き、この2番目のドメーヌを得たことによって、製品に使用する自然由来原料の生産規模が劇的に変わります。

クラランスのマネージング ディレクター、ヴィルジニー・クルタン:「統合的、垂直的、倫理的かつ持続的な原料供給に向けて戦略的に前進できたことを誇りに思っています。 クラランスは70年にわたって、植物の科学を利用することで、より効果的で革新的な化粧品の処方を開発してきました。このドメーヌの取得は、すべてのお客様のために卓越性・安全性・トレーサビリティを高めるべく継続的に進歩する、というこのアプローチをよく示しています

最初の収穫は2025/2026年に予定されており、2030年までには、クラランス製品の製造に必要な植物の3分の1を、2カ所の ドメーヌで栽培することを目指しています。

山岳と灌木林という特徴的な微気候と特異な土壌を備えるこの2カ所のドメーヌは、クラランスグループにとって唯一無二の原料供給源となります。これにより、最高品質の原料の追求と、透明性・持続可能性の継続的向上という二つの目標を両立できるのです。

品質、安全性、トレーサビリティ、環境保護の最高水準を満たすクラランスのドメーヌは、グループの価値観と、地球およびお客様の満足に配慮した長期的な取り組みとを反映した、先駆的で厳格な調達アプローチを示す存在となっています。