「人々のための取り組み」
人々のための取り組みとは、社員、クラランス製品に信頼を寄せる女性たち・男性たち、社会全体、すなわち関わり合うすべての人々の声に耳を傾け、手を差し伸べ、関係を築くことです。
社員
社員は、当社のモデルにおける最も重要な資産であり、クラランスの一番のアンバサダーでもあります。当社は、競争力のある賃金や手当、トレーニング、流動性、ジェンダー平等、公平性などの面で、模範的であることを目指しています。社員の声に耳を傾けることは、当社の人事方針と、成果・信用・職場のウェルビーイングのバランスをとった分散型の経営アプローチにおいて、重要な部分を占めています。
クラランスのお客様と関係者
1954年に「カスタマーカード」の配布を始めたクラランスは、女性のニーズに対する関心と詳細な観察を、常に企業モデルの中核と位置づけてきました。今日でもクラランスのスパとカウンターは、求められる製品を開発するために女性たちの願望と期待を見極める、欠くことのできないツールであり続けています。
お客様とともに製品を考える
クラランスで製品開発の支えとなっているのは、女性たちとのオープンな対話です。私たちはまず、女性たちの期待を調査します。開発段階では、新たな処方に対する意見を募るためにテストを実施します。次に、製品を自分のスキンケアルーティンにどう組み込むか、製品のパッケージをどう使うかについて、改めて意見を尋ねます。
世界中でこのアプローチがとられており、各肌タイプと肌色に対して専用のパネルが揃っています。クラランスはすべての女性に合う製品を開発しているのです。
業界を変革するために協力する
協力することで、社会と環境の課題により大きなインパクトを与えることができます。そのため、複数の分野にまたがるコスメ業界の問題には、協力的なアプローチが功を奏すると信じています。 クラランスは現在、エコビューティ スコア、レスポンシブル ビューティ イニシアチブ、SPICE、チェンジナウなど複数の共同プロジェクトの創立者またはメンバーとなっています。
品質、安全性、透明性
人々のための取り組みとは、何よりも、クラランス製品に信頼を寄せる女性たち・男性たちに配慮することです。私たちは、優れた製品とは、効果があるだけでなく、安全性、自然さ、透明性の点でも申し分がない製品だと考えています。
効果と自然さ
クラランス製品の効果を支えるのは、処方の際立った品質の高さです。製品は、フランス・ポントワーズのクラランス研究所と製造施設でのみ開発され、常に自然由来成分が優先的に使用されています。成分に占める自然由来成分原料の割合は80%を超えています。
安全性とトレーサビリティ
それぞれの処方は開発段階で250回以上テストされる他、クラランスで使用する原料はすべて国内外の法規則を遵守して選ばれています。
透明性についても卓越を目指し、常に成分を消費者に開示している上、TRUSTブロックチェーン技術によってトレーサビリティを保証しています。 TRUSTによって、消費者は、製品に含まれる植物の原産地や製造工程や製造日などすべての情報を入手することができます。
連帯の取り組み
企業の業績を測るもう一つの基準が、社会と環境に与えるプラスの影響です。クラランスは事業を展開するすべての地域で、 子供、病気と闘う人、地域社会で助けを必要とする人々の支援に努めています。
子供
子どもたちを支援することは、未来を守ることを選択することです。地域レベルでも国際レベルでも、私たちのグループは以下のようないくつかのプログラムを支援、資金提供、または主導しています:
Le prix Clarins pour l’enfance(クラランス子供賞)は、過去25年にわたり、子供たちの生活向上に尽力する14カ国の立派な女性を表彰してきました。現在、クラランスは15の慈善団体を支援し、この賞を通じて6万人の子どもたちを支援しています。
10年以上にわたり、クラランスは世界中の子どもたちに4,100万食以上の学校給食を提供するために貢献してきました。2024年、クラランスは、マグナス・マクファーレン=バローが設立し、20年以上にわたって学童に適切な栄養を提供している国際的なチャリティ団体「メアリーズ・ミール」との新たなコラボレーションを開始しました。
La Fondation Arthritis
1989年にジャック・クルタンが創立し、現在ではオリヴィエ・クルタンが会長を務めるクルタン関節炎財団は、リウマチ性関節炎とその他のリウマチ性疾患および筋骨格系障害の患者のための研究プロジェクトと支援プログラムに出資しています。クラランスはこれまでに、研究、共同プロジェクト、助成金のために、600の異なる資金援助プロジェクトを通じて2000万ユーロ近くを提供しました。
フェアトレード プログラム
クラランスは現在、インド、マダガスカル、ブルキナファソ、コートジボワールなど、世界各国で20のフェアトレード サプライチェーンを支援しています。その他、人々と地球に配慮した公正かつ持続可能な農業を促進することも目指しています。